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攻略 アイテム武器 アイテム 特技 小ネタ 攻略 厄介な敵が他のシリーズに比べて、多く配置されています。バイオの基本通りスルーするのが、一番無難です。 操作の具合によっては動きが遅くなることなどがありますが、その場合は銃を構えなおす、エリア移動、ダッシュの発動と共にエリアを移動すると直ることがあるようです。 『学校』1Fトイレの隠し部屋の金庫のパスワードは? ヒントだけだと良く分からない部分がありますが、「763182」となっています。 「殺戮の証」 ある条件を満たすと聖奈発狂エンドとなり、「殺戮の証」が入手できる。その次の周回プレイ以後のアンブレラビルで「ブラック聖奈」が使用可能になる。 聖奈発狂エンドにする詳しい方法については、 小ネタ に記述されています。 ※ただし、ブラック聖奈を使用すると敵を倒せず進行が不可能になるバグが確認されています。 これを防ぐ為には、非公式ではありますが 修正パッチ が用意されているのでそちらを適応させてくささい。 アイテム 武器 カスタムハンドガン ハンドガンを改造することによって使用できるようになる。 3発消費して撃っているが、威力はハンドガンの三倍では無いので燃費が悪い。 ドレインナイフ 敵を攻撃すると体力を回復するというEasyTypeのT-ナイフと同じ能力を持つ武器。 威力は5と低いが、プレイヤーの腕次第によっては最強の武器になる。 一定の条件を満たすと威力が少し高くなっているものを入手できる。 +ModeからHARD以上の難易度では入手不可となった模様。 ハンドガンv0.1 敵を攻撃するとHPとTPを回復するドレインナイフ以上の能力を持つ武器。 弾も無限だが名前通りv0.1限定武器。 今のところ+Modeでおまけと思われるセーブデータを使用したときのみ使える。 マグナム SEINA 聖奈専用の武器、威力はショットガンより強い程度。 専用の弾を使用する。聖奈操作時に静香に話しかけると入手。 カッターナイフ 聖奈専用の武器、威力はサバイバルナイフ以下、出番はまず無い。 聖奈操作時にアンンブレラビルの武器庫で入手。 空気砲 ドラえもんの装備するものとのび太の装備するものの二種類ある。 前者はドラえもんにあるアイテムを装備させることによって、 威力か連射速度を変更することができる、弾数は無限。 後者は攻撃範囲が広くなっているが、バッテリーを消費し、 威力も強化後のドラえもんのものよりも下がっている。 +Modeにて威力がショットガン並みに上昇した。 パワー手袋 聖奈を操作すると入手できるのび太の武器。 威力は1週目プレイでは接近戦武器の中で最強。 ハンドガン(ハイパワー) 威力がショットガン並みのハンドガン。弾数はハンドガン以下だが、 カスタムハンドガンでリロードし、このハンドガンに切り替えることで、 それと同等に装填数を増やすことができる。 同様のテクニックは他の武器や作品でも使用可能。 コールドナイフ 威力が非常に高い武器だが、使用に限りがある。 あまり目立たず出番は少ないと思われる。 シャッター室右上の(聖奈がいる)部屋のロッカーから入手。 ほうちょう ゲーム中最高クラスの威力を誇る。 2週目以降、アンブレラビルの武器庫で入手可能。 元ネタがあるようなのだが、あえて書かないでおくこととする。 5連続ナイフ 最高難易度をクリアすることで入手できる武器。 一度の攻撃で5回敵を攻撃するため、実質敵に与えるのは50前後となる。 アイテム 反動抑制オプション β版の仕様である銃での攻撃後の硬直を無くせるアイテム。 アンブレラビル屋上戦後の街中のMAP、警官の首なし死体を調べると入手できる。 気圧超強化パーツ ドラえもん専用、空気砲の威力がショットガン以上になる。 ドラえもん操作時にアンブレラビルの武器庫で入手可能。 空気連射パーツ ドラえもん専用、敵に動く隙を与えないほどの連射ができる、ただし威力が下がる。 ドラえもん操作時に静香に話しかけると入手。 連射性強化パーツ のび太の装備、攻撃力が下がるが銃の攻撃後の硬直が少なくなる。 ただし、反動抑制パーツを手に入れていないと効果を発揮しない。 のび太操作時にアンブレラビルの武器庫で入手可能。 カスタムパーツ ハンドガンをカスタムハンドガンへとカスタムするためのアイテム。 装備武器説明機 のび太しか使えない、装備している武器の説明が出る。+Modeから登場。 特技 グレネード切り替え 覚え方 学校後にいる建物の廊下にある靴箱で火炎弾入手時に会得。 効果 グレネードランチャーの弾を通常弾、火炎弾と切り替える。 消費TP 0 備考 靴箱のところでしか手に入らないので注意。 モナモナの舞 覚え方 ミニゲームにて???が最初から覚えている。 効果 体力を回復する。 消費TP 5 備考 体力が少なくなってきたら使える、ただし6回まで。 現バージョンではミニゲームがないため使えない。 小ネタ エンディング分岐について Nobihazaβ版 +Modeは、条件に応じてエンディングが変化するマルチエンディング仕様になっています。 エンディング分岐条件は以下の通り。 スネ夫、静香、ジャイアンの三人を見殺しにしてドラえもんの死体を調べ、聖奈を捜さずに一人で脱出しようとする(※1) →死亡エンド 上記の条件を満たし、聖奈を見捨てずに救出してからクリアする(「YOU DIED」と出るが気にせず進めよう) →聖奈発狂エンド スネ夫、ジャイアン、聖奈の三人を見殺しにし、静香とドラえもんを生存させてクリアする →伏線エンド スネ夫、静香、ジャイアン、聖奈の四人を見殺しにしてクリアする(※2) →最悪エンド ジャイアン、スネ夫、静香、聖奈、ドラえもん全員を生存させてクリアする →最高エンド 上記全ての条件を満たさない状態でクリアする →複数人死亡エンド ※1.クリア後にスタッフロールは無くセーブも出来ず、実質クリア扱いではない。 ※2.スネ夫、静香、ジャイアン、聖奈の四人が死亡している状態でクリアした場合の内容になっているが、分岐条件となるスイッチ操作がゲーム内部に含まれていないため、正規のプレイではこのエンディングをみることはできない模様。 (内部ソース検索用ソフト「RPGデバッガー200X」で全体検索した結果なので間違ないと思われ。) ただ内部データはしっかり組まれており、その他のエンディングとの扱いも同じようになっている。 条件となるスイッチ操作[0548:最悪エンド]のONが入るであろう場所に[0547:複数人死亡エンド]のONが置かれている辺り、単なる製作中の操作ミスと思われます。 非公式版ではありますが、 修正パッチ を当てる事でこのエンディングを見れるようになります。 各キャラクターの生死の分岐 各ステージで特定の条件を満たす事で、各キャラクターを死亡、あるいは生存させることができます。 キャラクターの生死によってエンディングが分岐します。 スネ夫 聖奈(orドラえもん)操作時、アンブレラコーポレーションの薬品記録室にいるスネ夫に話しかけることで救出できる。 逆にスネ夫に話しかけずにジャイアンのいるMAPまでいくと死亡してしまう。 静香 下水道で最初にバッテリーをはめた後、 静香の悲鳴が聞こえてから30秒以内にバッテリー充電装置のあるMAPに行くことで救出できる。 逆に悲鳴が聞こえてから30秒以上たってからバッテリー充電装置のあるMAPに行くと死亡してしまう。 ジャイアン 研究所の毒ガス室のイベントで、3分以内にロックを解除することで救出できる。 逆に3分以内に解除しないと死亡してしまう。 スイッチの解除方法はランダムで3パターンの内のどれかになる。 ・パターン1の場合は、左→右→中心の順番で押すことで解除できる。 ・パターン2の場合は、中心→左→右の順番で押すことで解除できる。 ・パターン3の場合は、右→中心→左の順番で押すことで解除できる。 聖奈 自爆装置が発動するイベントを起こした後、研究所左奥にあるL字通路のエレベーターの下に降りて、その先の部屋で倒れている聖奈に話しかけることで救出できる。 逆に聖奈を探しに行かずに緊急避難通路に行きイベントを起すと死亡が確定してしまう。 ドラえもん ゲームをクリアするまで普通に進めていれば死亡する事はない。 ただし、自爆装置が発動するイベントを起こした後、 動力炉に繋がるエレベーターを降りた場所にあるドラえもんの死体を調べると死亡フラグが立ってしまう。 なお、動力炉に繋がる通路にある瓦礫は、自爆装置が発動するイベントが発生した時点で、 スネ夫、静香、ジャイアンの全員が死亡していないと消えないので、 ドラえもんの死亡フラグを立てるにはこの三人の死亡フラグを立てる必要がある。
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南極の氷原 テーマ:赤属性 挨拶:外は寒かったでしょう もえるレッドパック No.081 ドラいむ No.084 モー No.087 フレイムゴーレム No.088 キラービー No.091 マー No.105 ウロボロバイパー No.126 ドリアード No.147 モジャティ No.167 やみふくろう ひみつ道具パック パート1 No.186 ビッグライト No.187 SLえんとつ No.189 スモールライト No.193 アタールガン No.194 空気ほう No.199 悪魔のパスポート No.201 チョーダイハンド No.208 桃太郎印のきびだんご No.211 時限バカ弾 No.213 コンク・フード No.216 お医者さんカバン No.219 しかえし伝票 No.220 おもちゃの兵隊 No.222 ガンじょう No.238 そくせき岩のもと キャラクターパック パート1 No.001 なまけもののび太 No.002 くうそうずきなのび太 No.005 のび太のひるね No.007 たのもしいドラえもん、 No.019 スネ夫のじまん No.025 やさしいしずか No.034 ちからをためる悪魔 No.035 悪魔のいかずち シングルカード No.002 くうそうずきなのび太 No.005 のび太のひるね No.056 ほのおのこぶし No.087 フレイムゴーレム No.223 デンデンハウス No.057 ふくしゅうのわな No.088 キラービー No.211 時限バカ弾 No.091 マー No.225 ショックガン 帰らずの原 テーマ:黄属性 挨拶:ここへ来るまでに迷いませんでした? ほんわかイエローパック No.062 しのびよる手 No.063 いやしのつるぎ No.067 てっぺきのたて No.071 つきぬけるやり No.076 ひきさくつめ No.082 ひのたまご No.103 デボコ No.107 デメニア No.108 ブロッキューブ No.109 ほおずきぼうず No.112 マーマリア No.130 あくまのもん No.151 あやかしこうもり No.166 ネズソルジャー ひみつ道具パック パート2 No.190 ガリバートンネル No.195 ペンシル・ミサイル No.197 ころばし屋 No.205 ひい木 No.207 くろうみそ No.209 Yロウ No.212 ひらりマント No.217 元気の出る爆弾 No.222 ガンじょう No.223 デンデンハウス No.224 くすぐりノミ No.230 とりよせバッグ No.239 ドンブラ粉 No.240 山びこ山 No.241 ペコペコバッタ キャラクターパック パート2 No.008 デレデレドラえもん No.011 ドラえもん大あわて No.014 ジャイアンの友じょう No.017 おうぼうなジャイアン No.020 スネ夫のしゅみ No.026 ロマンチストなしずか No.036 悪魔のやいば No.037 悪魔のねんりき シングルカード 魔獣の山 テーマ:緑属性 挨拶:魔獣に襲われたりしませんでした? やすらぎグリーンパック No.059 きんだんのちから No.064 わなやぶりのつるぎ No.068 いましめのいかづち No.072 あれくるうたつまき No.077 わきでる魔力 No.089 ゴーズ No.110 ウッキー No.127 フェアリーパピヨン No.129 バラバラ No.130 あくまのもん No.131 マウンテントータス No.133 こんじょうだいこん No.149 キックバッタ No.175 まかいのハイエナ ひみつ道具パック パート3 No.188 ムードもりあげ楽団 No.191 ペタンコアイロン No.197 ころばし屋 No.204 ばっ金箱 No.214 ミニドラえもん No.217 元気の出る爆弾 No.221 ハンディキャップ No.222 ガンじょう No.225 ショックガン No.228 わすれろ草 No.229 カムカムキャット No.234 バショー扇 No.236 月光とう No.242 そっくり銅像キット No.245 かぜうつし機 キャラクターパック パート3 No.003 泣き虫のび太 No.009 ドラえもんのポケット No.015 ガキ大将ジャイアン No.020 スネ夫のしゅみ No.023 スネ夫のわるだくみ No.027 魔法がつかえるしずか No.038 けっかいをはる悪魔 No.039 悪魔のゆうわく 溶岩の川 テーマ:青属性 挨拶:お客さんアセびっしょりですよ いだてんブルーパック No.060 もえさかるほのお No.065 たてこわしのつるぎ No.073 ねらいうちのや No.074 ちえのふういん No.078 のろいの目 No.090 ジン No.111 ユニコーン No.134 ポイズンフロッグ No.146 ふしぎなけむり No.150 イナズマキリン No.152 キラーウルフ No.153 かみそりとかげ No.155 ウィンドビートル No.176 ウィングウルフ ひみつ道具パック パート4 No.191 ペタンコアイロン No.192 ビョードーばくだん No.198 のろいのカメラ No.210 まあまあ棒 No.212 ひらりマント No.218 万病薬 No.224 くすぐりノミ No.233 かたづけラッカー No.235 エスパーぼうし No.237 夜ランプ No.238 そくせき岩のもと No.242 そっくり銅像キット No.243 いないいないシャワー No.244 復原光線 No.245 かぜうつし機 キャラクターパック パート4 No.004 ガンファイターのび太 No.010 ドラえもんとドラやき No.016 ジャイアンと母ちゃん No.021 スネ夫のコレクション No.028 しずかの思いやり No.029 しずかのおやつ No.040 悪魔のかくしだま No.041 ちからをうばう悪魔 大魔王の城 テーマ:紫属性 挨拶:ようやく許しが出たので城に店を開くことができました どすこいパープルパック No.069 てっぺきのしろ No.070 わきでるいのち No.075 つるぎのまい No.079 ぜつぼうの新月 No.080 のろいのかお No.135 ウッディー No.156 いっかくうお No.169 クモイダー No.171 コブラングル No.174 ムカデロン No.177 まかいのもうじゅう ひみつ道具パック パート5 No.187 SLえんとつ No.194 空気ほう No.195 ペンシル・ミサイル No.196 無敵砲台 No.201 チョーダイハンド No.202 自動買いとり機 No.203 税金鳥 No.208 桃太郎印のきびだんご No.215 人生やりなおし機 No.223 デンデンハウス No.227 ハッスルネジ巻き No.230 とりよせバッグ No.231 タイムトリモチ No.240 山びこ山 No.243 いないいないシャワー キャラクターパック パート5 No.005 のび太のひるね No.011 ドラえもん大あわて No.017 おうぼうなジャイアン No.023 スネ夫のわるだくみ No.029 しずかのおやつ No.042 よくばりな悪魔 No.043 悪魔のいびき No.247 たよりになるドラミ No.248 ドラミとメロンパン 宇宙(二周目以降限定) テーマ:珍しいカード 挨拶:こんなところまでよく来てくださいました きらめきレインボーパック No.059 きんだんのちから No.060 もえさかるほのお No.064 わなやぶりのつるぎ No.065 たてこわしのつるぎ No.069 てっぺきのしろ No.070 わきでるいのち No.074 ちえのふういん No.075 つるぎのまい No.079 ぜつぼうの新月 No.080 のろいのかお No.096 ミー No.097 くりドラいむ No.098 ウッドゴーレム No.099 バッファロード No.115 ツチノコ No.117 メガネザール No.118 ダークキューブ No.119 いがぱち No.120 ヨーガン No.136 マンドラゴラ No.138 べにきのこのこ No.139 レプラコーン No.140 サンダーフラワー No.141 ギラギラ No.157 トリックケロッピ No.159 アーマービートル No.160 ドッタバッタ No.161 ダークグリフォン No.162 シンゲツキリン No.178 まかいのにんぎょ No.180 ネズレンジャー No.181 ネズエンペラー No.182 オロロン No.183 ナイトメア ひみつ道具パック パート6 No.198 のろいのカメラ No.200 どくさいスイッチ No.206 呼びつけブザー No.212 ひらりマント No.214 ミニドラえもん No.215 人生やりなおし機 No.222 ガンじょう No.225 ショックガン No.226 ゴルゴンの首 No.230 とりよせバッグ No.231 タイムトリモチ No.232 タイムふろしき No.234 バショー扇 No.236 月光とう No.239 ドンブラ粉 キャラクターパック パート6 No.006 たちむかうのび太 No.012 ドラえもんとネズミ No.018 ジャイアンリサイタル No.024 ナルシストなスネ夫 No.030 おフロずきなしずか No.031 美夜子のちょう魔法 No.032 けんをふるう美夜子 No.249 ドラミとゴキブリ シングルカード -シングルカード No.044 みがまえるタウロス No.046 ウィッチのくろまほう No.048 きがつよいシータ No.050 イーブルリサイタル No.052 じゃあくなメジューサ No.075 つるぎのまい No.080 のろいのかお No.115 ツチノコ No.157 トリックケロッピ No.178 まかいのにんぎょ No.054 魔界の王デマオン No.055 デマオンのいかり
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お知らせ [部分編集] New!2月9日:ポイントシステムを変更することになりました。詳しくは→ポイントシステム変更のおしらせ(2014年2月) New!2月9日:今月下旬に学園長を交代するととなりましたのでご報告します。学園長交代のお知らせ 1月27日:開催告知欄に生徒名簿検索を追加しました! →過去のお知らせ← 低学年開催告知&参加申し込み 高学年 中等部 参加希望者は初参加の方へを確認の上、下の申込みフォームに書き込みをして下さい。 ※初参加の方は、ポイントの欄に「初参加」と書いてください 生徒名簿 ※環境により動作しないことがあるようです。動かない方はお手数ですが 生徒名簿 をご利用ください。 +ハンデルールについて [部分編集] 概要幼年部生、初等部1年生が一つ上の学年の学園戦に参加するためのルールです。 一つ上の学年にのみハンデ2を持って参加することができます。 ハンデ持ちでの初参加はできません。 申し込み方法一つ上の学年の申し込み欄下部に設置してある参加フォームからお申し込みください。 参加時の注意ハンデ2点を持った状態で各5先に臨むため実質3先となります。 結果報告はハンデ2点分加算されたものを報告してください。 対戦相手もハンデ持ちの場合は両者3本先取となります。 (その場合もハンデ2点分加算された結果を報告してください。) 幼年部 ① [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 初等部1年の部 ① [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 幼年部申し込み欄 ※ハンデ2(実質3本先取) 名前 pt 初等部2年の部 ① [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 初等部1年申し込み欄 ※ハンデ2(実質3本先取) 名前 pt 初等部3年の部 ① [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 幼年部 ② [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 初等部1年の部 ② [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 幼年部申し込み欄 ※ハンデ2(実質3本先取) 名前 pt 初等部2年の部 ② [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 初等部1年申し込み欄 ※ハンデ2(実質3本先取) 名前 pt 初等部3年の部 ② [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 幼年部 ③ [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 初等部1年の部 ③ [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 幼年部申し込み欄 ※ハンデ2(実質3本先取) 名前 pt 初等部2年の部 ③ [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt 初等部1年申し込み欄 ※ハンデ2(実質3本先取) 名前 pt 初等部3年の部 ③ [部分編集] 開始日時 **/**(*)** ** 試合数、参加数 *試合、**人 配信者 * 名前 pt
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第九十一話「前夜・1」 「はい、お手」 少女がにこにこ笑いながら目の前の真っ白い犬に手を差し出す。 彼女の名は芙蓉楓。稟とプリムラの同居人にして、学園三大プリンセスの一人と称される美少女。彼女のためなら 命をも捨てる狂信者たちから女神の如く崇められる存在である。 そんな彼女に笑いかけられれば、大概の雄生命体は陥落することだろう。しかしながら、その犬―――ペコは違った。 「くぅーん・・・」 素っ気無く鳴いて、ぷいっとそっぽを向いてしまう。普通の人間の前ではとりあえず普通の犬のように振舞っているが、 お手などという人間に媚びるような行為はもっての他と言わんばかりの態度である。 「うーん、ペコちゃんは人見知りする子なんでしょうか・・・」 楓は苦笑しつつペコの頭を撫でた。 長らく留守にしていた稟とプリムラが帰って来て、さらには異世界へと戻ったはずののび太やドラえもんまでいたことに 驚きつつも喜んでいた彼女は、落ち着いた所で足元にいた愛らしい犬に気付いた。 犬好きでもある彼女は早速スキンシップを図ろうとしたのであるが、結果は今一つであった。 「仕方ない。ペコは、とても辛い過去を持っているの・・・」 プリムラが語り始めた。 「親と死に別れ、心無い人に生き埋めにされそうになって、何とか逃げ出すも苛酷な野良生活、泥まみれのぼろぼろの 身体を引き摺り、のび太や青玉に拾われるまで明日をも知れぬ日々を送っていたの・・・」 まるで見てきたかのように暗いバックストーリーを語る。しかも、結構事実に近かった。 それを聞いた楓は目を潤ませてペコを抱き上げ、頬ずりする。 「そんな酷い目にあったんですね、可哀想に・・・よしよし、怖くないですよ。ここにはあなたをいじめる人なんて どこにもいませんから」 「わん!?わんわんわん!わんわん!」 それに反論するかのように激しく鳴いた。いじめる人なら今ここにいる。具体的に言うと、ツインテールの耳長娘だ。 多分そう言っているのだろう。 「なはは、形無しだなあ、ん?」 テーブルに座ってラーメンを啜っていたUSDマンが愉快そうに笑った。 「・・・あんたは何故に堂々とウチでいきなりラーメンを食ってるんだ?」 稟がそう聞くと、USDマンはふんと鼻を鳴らした。 「いたらわりいか」 堂々と言い返されると、言葉も出ない。 「いや、悪くはないけどさ・・・」 「いいんですよ稟くん。稟くんやのび太くんのお友達なんでしょう?」 「ほら見ろ。可愛いこちゃんもこう言ってくれてるぞ」 楓のご好意に甘えまくるUSDマン。これくらい図太くないと、最強などと自認できないのかもなあ・・・と、のび太は 変な所で感心した。 そんな稟たちの様子を見守りつつ、のび太とドラえもんはそっと家を出た。 こんな日常も、今夜が最後かもしれない―――そう思っていた。 シュウとの最終決戦―――決行は、明日。それが皆で話し合った結果だった。 ならば今夜は、今夜だけは、騒がしくも暖かい、日常を過ごそう。 誰もがそう思い、それを実行することにした。 それぞれの最後の夜。みんなはどう過ごしているのか。 のび太とドラえもんは、魔王の家の前に立った。中からはドンチャン騒ぎの音が聞こえてくる。 「やってるみたいだね・・・」 家に入っていくと、まさに酒池肉林。メンバーは神王と魔王のおっさんコンビを筆頭にアスランとキラ、リルルを筆頭と したメカトピアの面子、ジャイアン、スネ夫、しずかであった。 ちなみにジャイアンとスネ夫はすでに酔いつぶれている。子供の癖に、飲みすぎだ。 二人に気付いたアスランが声をかけてくる。 「おお、のび太にドラえもんも来たか!ささ、遠慮するな。自分の家だと思ってくつろぐしかないじゃないか!」 「アスランの家じゃないくせに・・・」 当のアスランはシャツとトランクス一丁で、地べたに胡坐をかいて座っていた。 他人の家だというのにリラックスし過ぎだ。 「いいんだよ、のび太ちゃん。このくらい気軽にしてくれた方が我々も堅苦しくなくていいからね」 「おうとも。無礼講で行こうぜ」 「マジで?じゃあ俺もおじさんたちのこと神ちゃんにまー坊呼ばわりでいい?」 「「いいともいいとも!」」 二人とも王様のくせして、いいのかそれで。相変わらずの二人に、呆れ返るのび太だった。 それを尻目にアスランは焼酎をぐびぐび飲み干しながら、ごま塩らしきものが振られた白くて三角の食べ物を口に入れた。 「いやー、美味いな、この饅頭!」 「饅頭って・・・これ、おにぎりじゃないの?」 キラが首を捻る。目の前にあるのは、どう見てもおにぎりだ。 「固いことを言うな。饅頭って言ってるんだから、饅頭ってことにしとけ。MUSASHIスタッフに怒られるぞ」 「うーん・・・」 釈然としないキラであった。 「けど、こうして騒いでいていいのかしら?明日には、最後の戦いが始まるっていうのに・・・」 リルルが不安そうに言うと、アスランは胸をそびやかした。 「心配するな、リルルよ。俺たちは次は絶対に負けない・・・何故ならば・・・」 いつになく真剣なアスランを、皆固唾を呑んで見守った。 「何故ならば・・・負けられない理由があるからだ!」 「・・・・・・・・・・・・どういう理由?」 「・・・・・・・・・・・・すまん、言ってみただけだ」 全員ずっこけた。 「しかし、負けられないという気持ちは本物だとも!だからどうか応援よろしく、中華料理屋の息子ケンに病弱な勝治、 そしてエセ外人のロイドさん!」 「誰のことを言ってるんだ、貴様」 「ケンがディアッカ、何故なら炒飯だから。勝治はニコル。何か死にそうだから。エセ外人はイザークだ。これには 特に理由はない。余り物ということで一つ」 「ちっ・・・全く、緊張感のない奴だ。そんなことで明日の戦いに勝てると思ってるのか?」 イザークはそっぽを向いてしまった。 「大丈夫だ。俺と∞ジャスティスは数々の試練を共に歩んできた・・・共に滝に打たれ、共に夕日の河原でタイヤを引いて 走り、共にシャドーボクシングに精を出した・・・」 「どれも意味ないしうさんくさいよ」 律儀にツッコミを入れるキラ。しかしそれを無視してアスランの話は続く。 「そして第一話にして悪の首領であり実の父と決戦!昨日までの俺では勝てなかったが俺は一秒ごとに成長し強くなる 男だから何とか勝てたのであった!ちなみに母さんには父さんが悪の首領なのはナイショだぞ!」 「なに、そのグダグダなストーリーは・・・」 さすがのキラも呆れ返るのであった。 「てゆーかもう、この話自体やめようよ。MUSASHIならともかく、カ○トボーグの話なんて誰が分かるのさ」 「・・・そうだな。我ながらやってて虚しくなってきた」 アスランはコップに焼酎を入れなおし、またちびりちびりやり始めた。 「もう・・・相変わらずだよね、アスランは。ねえ、しずかちゃん」 「え?ええ、そうね・・・」 しずかはどことなくぼんやりしているようだった。 「・・・アザミのこと、考えてたの?」 「それもあるわ。あと・・絵本って人」 「絵本さん・・・あの人が、どうかしたの?」 「アザミがどこで死んだのかを聞いてきたわ。場所を教えたら、今からそこに行ってくるって・・・どういうつもり なのかしら・・・」 「・・・・・・」 確かに気になるところだったが、気にしてもしょうがないことだった。 その後も未だに宴会を続ける一同(主にアスランとおっさんコンビ)に呆れて、のび太とドラえもんは魔王宅を辞した のだった。
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第九十二話「前夜・2」 「あれ?」 魔王宅から出たところで、ドラえもんが人影に気付いた。 「ムウさんじゃない。何やってるの?」 「ああ・・・ちょっとな」 陽気な彼にしては歯切れが悪い答え方だ。彼はなにやら変テコな道具を弄くっているようだった。 「・・・以前から、薄々と疑問に思っていたことがある。もしかしたらとんでもないことに繋がるんじゃないか・・・ そんな疑問が頭から離れないんだ。最後の戦いを控えて、こんな気分を抱えたままなのはどうもよくないからな。 通信機でタイムパトロール本部の方に問い合わせてたんだが・・・どうも要領を得ないな」 「・・・?どういうこと?今回の戦いに関係あるの?」 ムウは頭を振った。 「さあな。関係はあるといえばあるが・・・君らは知らない方がいいかもしれない。<狐>のことがあるってのに、 こっちの問題にまで巻き込ませるのはよくないしな」 そう言って、再び通信機を弄繰り回す。どうやら彼は彼で、深刻な問題を抱えているようだ。その顔は、いつになく 真剣そのものだった。 邪魔をしても悪いので、その場を離れることにした。 ―――そして、亜沙の家。 ここには亜沙や亜麻がいるのは勿論、フー子と何故かバカ王子一行がいるはずだ。 ピンポーン、と鳴らすと、中から「はーい」と、亜沙が顔を見せた。 「あら、のびちゃんにドラちゃん。いらっしゃい!フー子ちゃん、のびちゃんたちが来たよ」 呼びかけに応えるように、フー子が奥からやってくる。その姿に少々違和感を覚えたが、すぐに理由が分かった。 「あれ?服が変わってる?」 「うん・・・」 フー子は疲れたような顔をしていた。 「亜沙お姉ちゃんに、着せ替え人形にされた」 「ボクが子供の頃の服を着せてみてるんだけど、どれもすっごく似合うんだもん。やっぱ可愛いと得だよねー」 対照的に亜沙は、心の底から楽しそうであった。以前も買い物に出た際にフー子に色々着せていた亜沙だが、彼女は 女の子を着せ替え人形代わりにする趣味でもあるのかもしれない。 そんな彼女のお人形さんにされるフー子に同情を禁じえなかった。 「ところで、亜麻さんは?」 「ああ・・・お母さんだったら、その・・・奥の部屋だよ」 亜沙の顔が曇った。どうかしたのだろうか? 「何だか知らないけど、バカ王子さんたちとやけに仲良くなってる」 「・・・・・・」 確かに嫌だった。嫌だったが、挨拶くらいしておこうと思って、奥の部屋の扉を開けた。 「えーと・・・日番谷冬獅郎!」 「う・・・う・・・うーん、中々難しいな・・・」 亜麻とバカ王子、そしてクラフトたちが輪になって、何やら人名を言い合っていた。 「あの・・・こんばんわ、亜麻さん」 「あら?」 亜麻がのび太とドラえもんに気付き、笑顔を向けた。 「二人ともお久しぶり。また会えて嬉しいな。の~ちゃんはちょっと背が高くなったかな?タヌちゃんは・・・相変わらず コロコロしてて可愛い~」 語尾に(はぁと)が付きそうな口調でドラえもんの頭をナデナデする亜麻。タヌちゃん呼ばわりされたドラえもんは 悲しみに打ち震えそうになったが、何とか堪えた。 「で、今のは何やってたの?」 それにはバカ王子が答えた。 「ああ、<大物かと思ったら実はへぼかったキャラ限定しりとり>をやってたんだ。中々面白いぞ」 「・・・何でしりとりなんか・・・」 「なんかとはなんだ。しりとりは偉大な文化だぞ。XXXホリックでも主人公の四月一日君尋はしりとりでアヤカシ から身を守ったほどだ」 「あれを参考にするの・・・?」 「全く、馬鹿馬鹿しい」 クラフトが付き合ってられない、とばかりに鼻を鳴らした(その割に律儀にしりとりに付き合っていた分、彼も大概 お人好しである)。 「アホらしい遊びばっかり考え付きおって。王子ならもっと真面目な話もすればどうだ?政治のこととか、色々ある だろうが」 「政治なんて興味ないね。だって僕王子だもん」 「王子が政治に興味なかったら国が滅ぶわ!」 「あー、ほらほら、バカくんもクラフトさんもケンカなんてしないで」 気の抜けるような声で亜麻が割って入る。意外といい形の三角形ができていた。 「・・・・・・みんな楽しそうだし、帰ろうか」 「・・・・・・そうだね」 二人はそっと時雨家を後にした。 「お。のび太にドラ助じゃねえか」 道端でばったり、コンビニ袋を抱えた神王と魔王に出くわした。 「二人とも、どうしたの?買い物に行ってたの?」 「うん。お酒とおつまみがなくなっちゃったんでね。ちょっとそこまで」 「王様のくせに買出ししてたの・・・」 「俺ら以外全員酔いつぶれちまってな、とても外出できる状態じゃねえんだよ。しずかは素面だけど、流石に女の子を こんな時間に一人買い物に行かせるってのもなんだしな」 そう言って神王は、ふうっと息を吐き出した。 「―――で、明日には行くんだろ?シュウとかいう奴をぶっ倒しに」 「・・・はい」 「そうか。しかし、お前らも大変だな。ここまで妙ちきりんな事態に巻き込まれちまうたあ・・・難儀なこった」 物思いに耽るかのように、天を仰いで続けた。 「全くふざけた話だぜ。こんなろくでもねえ物語の最後は―――」 神王はそこで言葉を切って、不敵に笑った。 「―――きっちり正義が勝たなきゃ認めねえってんだよ」 そしてぽんぽん、とのび太の肩を叩いた。 「デウス何たらだかどうか知らねえが、本物の神様のお墨付きだぜ。自信持っていけよ」 「ついでに、魔王のお墨付きもね」 ニコニコと自分の顔を指差す魔王。そんな二人に、のび太はたった一言だけ、けれど心から想いを込めて返した。 「ありがとう―――本当に、ありがとう」 ―――そして。 「もう、行くとこもないかな」 「そうだね。後は明日を待つばかり、か」 のび太とドラえもん、二人で並んで歩く。もう何も起こりそうにない。誰とも出会いそうにない。そんな時だった。 狐面の男が、目の前にいた。 「よお、俺の敵」 それこそ単にちょっとした知り合いにでも声をかけるような気軽さだった。 「昨日の返事―――まだだったからな」 「返事・・・」 「俺とお前らとの、最後の勝負―――それを受けるか、否か、だ。すなわち―――シュウに勝った場合、きっちり 俺に引導を渡すかどうか。その答えを聞いていなかったのでな。さあ―――答えを聞かせてもらおう」 「ぼくは―――」 のび太は答えた。狐面の奥の瞳を、しっかりと見据えて。 「勝って戻ってきたなら、ぼくは、あなたを・・・」 きっぱりと言い切った。 「あなたを、殺す」 「そうか」 狐面の男は、その仮面を脱ぎ捨てた。何故だろう。彼が仮面を外したところは何度も見たのに――― のび太は初めて、狐面の男の素顔を見た気がした。 「明楽が今―――俺の中で死んだ。今度こそあいつは、完全に死んだ。もうこの狐面を被ることもないだろう」 「・・・・・・」 「お前との最後の勝負の場に立った以上―――もはやあいつも、俺にとって過去のものとなってしまった。そういう ことだろうな―――そうだ。そういえばまだ、俺はお前たちに名乗っていなかったな」 「名前・・・」 そういえばそうだ。のび太は未だに、彼の名前を知らなかった。 「名前なんぞ記号にすぎんが、まあ、これも物語の上での演出というやつだ。くっくっく―――名乗りをあげるタイミング として、今以上の時はないだろうしな。折角だから覚えておけ、俺の名前を」 彼は告げた。 「西東天(さいとうたかし)―――それが俺の名前だ。この名前、脳に刻んで記憶しろ」 ―――そして、夜が明けるころ。 のび太たちの姿は、この世界のどこにもなかった。
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前へ 現在の状況 のび太 203番道路 手持ち ヒコザル ♂ LV13 モモン(コリンク) ♂ LV9 静香 203番道路 手持ち ペンちゃん(ポッチャマ) ♂ LV15 ムーちゃん(ムウマ) ♀ LV15 スネ夫 ??? 手持ち エル(ナエトル) ♂ LV12 出木杉 ??? 手持ち ミニリュウ ♂ LV16 ユンゲラー ♂ LV17 他不明 ――クロガネジム―― 「ペンちゃん、泡」 の攻撃に、ジムリーダー・ヒョウタのズガイトスが怯む。 この攻撃で、静香は既にイワークを撃破していた。 静香の戦い方は見事だった。 相性で有利とはいえ、敵を寄せつけずに完封している。 それにくらべて、僕は…… ――ルーキー狩りとの勝負、勝ったのは僕だった。 衝突の瞬間、エレキッドの攻撃は成功しなかった。 幸運なことに、連発していた雷パンチのPPが切れていたのだ。 でも、所詮それは運に助けられただけの結果。 PP切れがなければ、きっと僕は負けていた。 安易な挑発にのって、何レベルも上の敵に突っ込んで行って…… ホント、馬鹿みたいだ。 「もう一度泡!」 ダメ押しといわんばかりの泡攻撃で、ズガイトスが崩れ落ちた。 敵の残りポケモンはもういない、ということは…… 「やった! 静香ちゃんの勝ちだ!」 思わず、観客席のベンチから飛び上がってしまった。 フィールドでは、静香がペンちゃんを笑顔で抱きかかえている。 と、その時。 突然、ペンちゃんの体が眩い光に包まれた。 「まさか……」 話は何度も聞いているが、生で見るのは初めてだ。 ポケモンの、進化を見るのは…… 光が消えた時、そこにいたのは今までのペンちゃんではなかった。 体は倍以上大きくなり、つぶらな瞳は小さく鋭くなり、何よりいままでより逞しく見えた。 「し、しんかした……ペンちゃんが……」 静香も僕と同じく、しばらく呆然としていた。 おそらく彼女も、進化を生で見るのは初めてだったのだろう。 それが自分の腕の中で起こったのだから、尚更のことだ。 「進化したか……おめでとう、静香さん」 歩み寄ってきてヒョウタの一言で、静香はようやくその事実に気付いたようだ。 先程よりもよりも何倍も眩しい笑顔で、ポッタイシになったペンちゃんを抱きかかえている。 しばらくして、バッジを受け取った静香が僕のところへ戻って来た。 「バッジゲットとペンちゃんの進化、おめでとう」 僕がそう言うと、静香は照れくさそうに笑みを浮かべた。 そしてその後、やや真剣な顔に戻って言う。 「次はのび太さんの番ね、がんばって」 そう、続いては僕がヒョウタに挑む番だ。 僕は意を決して、フィールドへと近づいて行く。 一歩、また一歩と近づいて行く。 ヒョウタが戦いに備えてポケモンを回復させているのが見えた。 胸の鼓動が激しさを増して行く。 今までにないくらい、緊張しているのだ。 ようやくフィールドに辿り着いた僕は、大声でヒョウタに呼びかけた。 「よ、よ、よろちっ……よろしくおねがいします!」 正面にいるヒョウタが、苦笑いを浮かべてボールを構える。 いきなり噛んでしまったが、バトルではこうはいかせない。 覚悟を決め、ヒコザルのモンスターボールを放り投げた。 敵はイワーク、ヒコザルの苦手な岩タイプだ。 こちらの手持ちのタイプは炎・雷……敵の使う岩タイプには不利だ。 しかも、モモンには多くを期待できない。 最低でも、ヒコザルだけでイワークは倒さなければ…… 「イワーク、体当たりだ!」 ヒョウタの命令を聞き、迫り来るイワーク。 ヒコザルは、ジャンプしてあっさりとそれをかわす。 そして、上空から火の粉を放って攻撃する。 「よし、いいぞヒコザル! その調子だ!」 思い描いていた通りの展開に、ニンマリと笑みを浮かべる。 先の静香のバトルで、イワークのスピードを観察させてもらった。 巨体にしては意外と素早い動きだった。 だがヒコザルなら、あの程度はなんなく避けられる。 そういう確信があったから、“敵の攻撃を避けつつひたすら火の粉を撃つ”という作戦に出たのだ。 ……そして、どうやらその作戦は的中のようだ。 イワークの体当たりを、ヒコザルはまたも難なくかわす。 その姿を見て、自信が生まれてくる。 この勝負、勝てるかもしれない。 「凄いね、君のヒコザル。 体当たりを当てられる気が、全くしないや」 ふと、ヒョウタがそんなことを言って苦笑いする。 僕は嬉しそうに、「ありがとうございます」と返す。 それを聞いたヒョウタは、またも笑みを浮かべて言う。 「だから、もう直接攻撃はしないことにするよ」 こんどは苦笑いではなく、楽しそうに笑っていた。 「イワーク、岩落としだ!」 ヒョウタの命令と共に、イワークがいくつもの岩を宙から降らせる。 「まずい、あれに当たったらかなりのダメージが!」 ヒコザルは、フィールドを縦横無尽に駆け回る。 そして、岩の一つ一つを丁寧にかわして行く。 「へえ……この技も見事に避けるとはね。 でも――」 彼が言おうとしたその続きは、なんとなく予想できた。 『このままでは、ヒコザルは攻撃に転じることができない』 そう言いたかったのだろう。 このままいくと、いずれ岩が命中してやられてしまう。 そうなる前に、どうにかしなくてはならない。 なら―― 「ヒコザル、岩を避けながら火の粉!」 僕が命令すると、ヒコザルは一瞬躊躇いを見せながらも、それを実行する。 効果はいま一つとはいえ、何度も火の粉を浴びたイワークはだいぶ弱っている。 「よし、いけるぞヒコザ…… 「甘いよ、のび太君」 僕の嬉しそうな声を、ヒョウタが遮る。 その時だった。 ヒコザルの頭上に、巨大な岩が迫っていたのは。 フィールドに響き渡る、鈍い音。 次いで目に入ってきた、うずくまるヒコザル。 その姿を見て、ヒョウタが声を上げる。 「よし、この隙に体当たり!」 イワークが、その重い体をヒコザルへと近づけて行く。 「まずい! ヒコザル、立って!」 とっさに、そう叫んでいた。 だが、ヒコザルは動けない。 岩落としのダメージは、相当なものだったようだ。 次の瞬間。 ヒコザルはイワークと衝突し、吹っ飛ばされた。 「ヒコザル、戦闘不能!」 審判員であるジムの門下生の声が響き渡った。 「ヒ、ヒコザル! 大丈夫か!」 慌てて、ヒコザルに駆け寄る。 ヒコザルは笑みをつくり小さく頷いた。 「お疲れ様、休んでいいよ」 僕はそう言って、ヒコザルをモンスターボールに戻した。 これで残りは一体、後がなくなってしまった。 「慌てて、無理やり攻撃に転じようとしたのが失敗だったね。 火の粉のほうに気が向いて、守りが疎かになってしまったみたいだ」 ヒョウタのアドバイスが、痛いほど身にしみた。 こちらは残り1体、しかもレベルでも相性でも不利なモモンだ。 おまけにモモンは、これが始めての戦闘である。 不安要素を挙げ始めたら、キリがない。 これじゃあ、九分九厘負けは決まったようなものだ。 でも、もしかしたら勝てるかもしれない…… 心の底で、そんな淡い希望を抱いていた。 敵は2体といっても、1体目のイワークはもう倒れかけだ。 うまくイワークを切り抜けて、相性で互角なズガイトスと一対一に持ち込む。 後は……なるようになるさ、きっと。 もしかしたら、モモンが物凄く強い可能性だってあるんだし。 そんなふうに考えて、必死に希望を見いだす。 そしてその希望に縋りながら、モモンのボールを投げた。 現在の状況 のび太 クロガネジム 手持ち ヒコザル ♂ LV13 モモン(コリンク) ♂ LV9 静香 クロガネジム 手持ち ペンちゃん(ポッタイシ) ♂ LV16 ムーちゃん(ムウマ) ♀ LV15 スネ夫 ??? 手持ち エル(ナエトル) ♂ LV12 出木杉 ??? 手持ち ミニリュウ ♂ LV16 ユンゲラー ♂ LV17 他不明 ボールから出てきたモモンは、キョロキョロと辺りを見回す。 どうやら、初めてのバトルに戸惑っているようだ。 ふと顔を見上げると、そこにいるのは自分の何十倍も大きなイワーク。 そして、そのイワークと目が合う。 瞬間、イワークは激しい雄叫びを上げる。 モモンの体が、硬直した。 思えばこの時、すでに勝負はついていたのかもしれない。 「イワーク、体当たり!」 ヒョウタの命令で、イワークが迫ってくる。 「モモン、避けて体当たり!」 それくらいしか戦略を思いつかなかった僕は、慌てて命令する。 だが、モモンは動かない。 ……いや、動けないというべきか。 そして、イワークの体当たりが直撃した。 「モ、モモン! だ、大丈夫か?」 慌てて叫ぶと、モモンはなんとか立ち上がった。 だが、そのダメージはかなり深刻そうだ。 よく見ると、その目は完全に怯えきっていた。 「もう一度、体当たり!」 再び、イワークが迫り来る。 モモンは、必死に走ってその攻撃から逃れようとする。 「いいぞモモン、体当たりで反撃するんだ!」 僕は、ガッツポーズを取りながら命令する。 だが、モモンはその言葉の通りには行動してくれない。 モモンは、ただひたすらに逃げ回っていた。 それから2分ほどたったが、依然状況は変わらない。 モモンは、一心不乱にイワークから逃げ続けている。 「どうしたモモン、なんで反撃しないんだ!」 僕が、怒りの篭った声で言う。 だが、その言葉はモモンに届かない。 「のび太さん、もう無理よ!」 静香の声が聞こえてくる。 たぶん、もうバトルを止めろと言いたいのだろう。 でも、でも…… バトルはまだ、終わったわけじゃないんだ。 ここで止めるなんて、ただの“逃げ”じゃないか。 そんな時突然、イワークの姿が消えた。 ヒョウタが、ボールの中に戻したのだ。 「審判、もうバトルは終わりだ」 彼は冷ややかに、そう宣言した。 「え……あ、はい! 以上でこの試合を終了とする!」 審判は戸惑い、慌てて試合終了の宣言をする。 「どういうことですか、ヒョウタさん! まだ、バトルは終わってなかったじゃないですか!」 勝負を終わらせたヒョウタに、僕は食って掛かる。 納得がいかなかった。 こんなふうに挑戦を退けられるなんて、あんまりだ。 「どういうことと言われても…… 見ての通り、もうこれ以上戦う必要はないと判断したからさ」 当然のように言い放つヒョウタに、僕はますます怒りを覚える。 「そんなの……やってみなきゃ分からないじゃないですか!」 僕がそう言った、ヒョウタは少々語気を強めて言い返した。 「いい加減にするんだ、のび太君。 ……先程のバトル、君のコリンクがどれだけ苦しんでいたか気付かなかったのかい? あんな怯えきったポケモンに、バトルを強制するなんて…… あんなのは……ただの“虐待”だよ」 その言葉を聞いた瞬間、目の前が真っ白になった気がした。 “虐待”だって? 僕が、モモンを? そんなわけがない、モモンは僕の大切な仲間だ。 ――でも、でも何故だろうか。 ヒョウタに、反論するための言葉が見つからないのは…… それから、何分ほどの時間が経ったのだろうか? 僕はずっと、顔を俯けたまま立ち尽くしていた。 近くで、ヒョウタが門下生に何か話しているのが見えた。 『あの挑戦者のようなバトルは、してはいけないよ』 そんな風な、アドバイスをしているのかもしれない。 悔しかった。 悔しかったが、やはり否定することはできない。 「のび太さん……」 静香が、心配そうに近づいてきた。 僕は、まだ顔を上げることができない。 「初めてのジム戦で、いろいろ戸惑っていたのはわかる。 ……でも、私もヒョウタさんと同じ意見なの」 「えっ?」 静香の目にも、映ったのだろうか。 僕が、モモンを虐待しているように…… 「のび太さんの目には、バトルに勝つことしか映ってないみたいだった。 正直、モモンがかわいそうだったわ……」 静香はそう言ったあと、黙り込んでしまった。 しばらく気まずい沈黙が続く…… それからはジムを出て、ポケモンセンターまで無言で歩いていった。 ポケモンを回復させるため、二つのモンスターボールを取り出す。 その時ふと、モモンの様子が気にかかった。 ボールから、モモンを出してみる。 その時、愕然とした。 モモンの目は、態度は、明らかに僕を避けていたのだ。 一度目があったが、またすぐに目をそらされる。 こんな姿、全く想像がつかない。 仲間になった時は、あんなに幸せそうだったモモンからは…… 「のび太さん……」 傍らにいる静香が、何か言おうとして止めた。 僕はそんな彼女の目を見て問う。 「ねえ、静香ちゃん。 ……やっぱり、僕は間違っていたのかな?」 彼女は少し躊躇ったあと、小さく「おそらく」と呟いた。 「そっか、そうだよね……」 僕も同じように小さく呟き、モモンをボールにしまった。 自分自身を戒めるように、頬を強くつねってみた。 自分が、歯がゆくて仕方がなかった。 ポケモンの気持ちなど全く考えず、ただ勝つためだけにバトルをしていた自分が。 今のモモンに、僕の姿はどう映っているのだろうか? おそらく、もうパートナーとしては見てくれていないんじゃないのか? そんな疑問が頭の中を駆け巡り、自分がますます嫌になった。 ――そして僕は決意したんだ。 不甲斐ない、自分に別れを告げようと。 少しでも、ポケモンたちのパートナーに近づこうと。 「ねえ、静香ちゃん。」 静香に向き合って、自分の真剣な気持ちを告げる。 「僕は、もう一度モモンのパートナーに戻りたい。 そして、再びジム戦に挑んで勝ちたい。 今日みたいな、独りよがりな戦いじゃなく…… 今度は、今度はヒコザルやモモンと一緒に!」 「のび太さん、私……」 静香はしばらく呆然とした後、僕に微笑みかけた。 「そう言ってくれて、嬉しいわ」 その言葉につられ、僕の顔にも自然と笑みが浮かんだ。 それからしばらく、静香とこれからのことを話して合った。 「とりあえず、もっとレベルを上げなきゃきついわね…… 思い切って、新しいポケモンを捕獲するって手もあるけど?」 「悪くないけど……僕はいまの2匹でもう一度戦おうって決めてるんだ。」 静香の提案に、そう答える。 今度も、ヒコザルとモモンとともに戦って勝とう。 その決意を、曲げるつもりはなかった。 「そう。 だったら、問題はレベル上げをする場所だけど……」 「うーん、どこにするべきかな……」 そうやって僕らが悩んでいるところに、誰かが歩み寄ってきた。 灰色の作業服に、黒縁の眼鏡…… つい先程バトルをしたジムリーダー、ヒョウタだった。 どうやら、彼もポケモンを回復させに来たみたいだ 「レベル上げなら、クロガネ炭鉱をおすすめするよ。 あそこの野性ポケモンはそこそこレベルが高いし、何より岩ポケモンが多いからジム戦の対策もできる」 「でも、あそこって許可がないと入れないんでしょう……」 ヒョウタの提案を聞いた静香が、残念そうに呟く。 「大丈夫。 僕は、あの炭鉱の責任者でもあるんだ。 僕が許可するから、遠慮なく使うといい」 彼がそう言うと、静香は嬉しそうに微笑んだ。 そんな様子を見ていた僕は、怪訝そうに問う。 「ありがたいんですけど……なんで僕にそこまでしてくれるんですか?」 ヒョウタはつい先程、僕を非難したばかりだ。 それなのに、今度は僕の力になろうとしている。 そのことが不思議でたまらなかったのだ。 そんな僕の問いに、ヒョウタは恥ずかしそうに頭を掻きながら答える。 「いやあ、さっきのあれはちょっといいすぎちゃったよ。 つい熱くなっちゃって……やっぱり僕はジムリーダーとしてはまだまだみたいだよ。 それに……」 「それに?」 「全ての挑戦者たちの、可能性を伸ばしてあげる…… それが、ジムリーダーたる者の使命なんだよ。 君の再挑戦を、楽しみにしているよ」 ヒョウタはそう言うと、僕たちに背を向けて去って行った。 僕はその背中に小さく「ありがとう」と呟いた。 その後回復したポケモンを受け取った僕は、静香に告げる。 「行こう、クロガネ炭鉱へ! そしてそこで腕を磨いて、もう一度ヒョウタさんに挑むんだ!」 ――たぶん、僕は今やっとスタート地点に着いたんだ。 ポケモンマスターになるための、長く険しい道のりの。 そして、今から始まるんだ。 ジム戦という、最初の壁を越えるための挑戦が。
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完結した作品一覧です 【=DPでも書こうか=】 【=ドラミ=】 【=ポケモンとのび太とノート= 】 【=金銀物語=】 【=新カントー物語=】 【=ルビー=】 【=出木杉の未来大冒険=】 【=セカンド=】
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ハイガードデッキ ステータス HP1240 パワー670 コスト78 (ハイパーガードデッキ) (デッキの内容)切=切り札向けカード くうそうずきなのび太x1 のび太のひるねx しずかのおやつx1 われをわすれたシータx1 ウッドゴーレムx1 あやかしこうもりx2 かみそりとかげx1 アーマービードルx1 ダークグリフォンx1 ライオンかめんx1 てっぺきのたてx1 いましめのいかずちx1 コロボックルx1 フェアリーパピヨンx1 バラバラx1 マウンテントータスx1 シェルクラーケンx1 ウッディーx1 フォレストドラゴンx2切 ケルベロスx1切 ふくしゅうのやいばx1 いやしのつるぎx2 いがまるx1 イワオx1 いがぱちx1 ネズキングx1 オロロンx1 デマオンドラゴンx1切 ひらりマントx1切 ミニドラえもんx1 ガンじょうx3切 かたずけラッカーx1 そっくり銅像キットx1 復原光線x1切
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登録日:2022/08/11 (木) 22 13 30 更新日:2024/03/31 Sun 20 49 10NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 COWCOW Kis-My-Ft2 わさドラ映画リンク アニメ アニメ映画 クーデター シンエイ動画 ドラえもん ペコ リメイク 世界征服 先取約束機 光のシグナル 八鍬新之介 劇場版 古代兵器 大魔境 小栗旬 映画 映画ドラえもん 東宝 清水東 犬 良リメイク 藤子・F・不二雄 仲間がいる。 冒険がある。 ●目次 概要 ストーリー 登場人物〜いつもの仲間達〜 ゲストキャラクター 本作での用語 ひみつ道具 主題歌 余談 「ドラえもん新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜」とは、2014年3月8日に公開されたアニメ映画である。 概要 ドラえもん映画としてはシリーズ第34作目の作品で、わさドラ映画としては9作目に当たる。 この年は藤子・F・不二雄の生誕80周年・テレビアニメ35周年・テレビ朝日開局55周年の節目の年であり、それらの記念作品としての側面も持っている。 本作は1982年3月13日に公開された「ドラえもん のび太の大魔境」のリメイク作で、「新魔界大冒険」や「新鉄人兵団」等のリメイク作のように新キャラクターやリメイク独自のオリジナル展開を敢えて入れずに原作の深掘りに重きを置いた作風となっているため、初見勢も旧作ファンも見やすい作風が特徴である。 劇場版発表後の恒例となっている漫画版や超特別編の類が今作は作られておらず、「パラレル西遊記」以来久方ぶりに新作ストーリーが作られていない劇場版作品となった。但し、3DSでは本作が題材となっているゲームは例年通り発売されている。 ストーリー 夏休みのある日のび太はいつもの空き地でジャイアンとスネ夫に呼び出され、今年の夏休みは未発見の魔境へと冒険をする計画を立てていることを聞かされ冒険の予定地を探し出すよう命令されてしまう。 すっかり困り果てたのび太はドラえもんへ泣きつき、ひみつ道具の自家用衛星を借りて目的地の選定を始めるが、衛星から送られる写真が膨大な上に途中でママにお使いを頼まれてしまう等の要因が重なって作業は中々進まなかった。 しかし、お使いの道中捨て犬を見つけちょっとした偶然から飼うことを許され「ペコ」と名づけ一緒に暮らし始めたことがきっかけとなりのび太達はジャングルの奥地に佇む不思議な巨神像を巡る大冒険へと挑むことになる。 登場人物 〜いつもの仲間達〜 ドラえもん CV:水田わさび のび太に泣きつかれ自家用衛星を出したものの当の本人は現代に於いて魔境と呼べるような場所など無いとかなり消極的な姿勢だったが、のび太のやる気に押されて本格的に魔境探しの手伝いに奔走することになる。 物語の前半はお馴染みのひみつ道具達をみんなに貸し与えて冒険のサポートをするが、後半はジャイアンの提案や自身の落ち度から便利な道具の大半が使用不可に陥る憂き目に遭うものの持ち前の知恵とあり合わせの道具でダブランダー達と立ち向かう。 のび太 CV:大原めぐみ 難題に困り果ててドラえもんに泣きつく所はお約束だが、今回は珍しくやる気に溢れていて「夏休みを潰してでもやる価値はある」とまで言い切っており、諦観気味だったドラえもんの気持ちに火をつけるといういつもとは逆の構図となっている。 作業の最中に頼まれたお使いでペコと出会い餌をあげた結果懐かれてしまうが、トラブルに乗じてママにペコを飼うことを認めさせる抜け目なさはある意味必見。 旧作では叶わなかったサベール隊長との一騎打ちが本作では見事に再現されていて、電光丸の力を借りたとはいえ凄腕の剣士であるサベールを相手に諦めずに立ち向かう姿は彼の隠された本質が見事に発揮されており本作の見どころの一つとなっている。 源静香 CV:かかずゆみ 本作では出会ったばかりのペコや冒険で出会ったオカピの親子等動物にも優しく接するいつもの姿を見せる一方で自分達を襲いにきたゴリラにスーパー手袋を用いて笑顔で空に投げ飛ばすというえげつない一面を覗かせたりもする。 物語の終盤碌なひみつ道具を使えないままダブランダー達と決戦に臨む際、あるひみつ道具の効果を逆手にとって事態を好転させており、本作に於けるMVP級の活躍を果たす。 冒険の途中でお花摘みに行ったり思わず腹の虫を鳴らしてしまったりと今作は何かと恥じらうシーンが多く、どのシーンもとても可愛いので静香ファンは一見の価値あり。 ジャイアン(剛田武) CV:木村昴 のび太に難題を押し付け、冒険が思い通りにいかないと癇癪を起こして中止を宣言し、冒険が再開となったら緊張感が薄れるからとひみつ道具のいくつかを没収する等前半はいつもの横暴さが全開だが、自分の軽率な言動の結果仲間達を何度も危険に晒してしまった事に対して責任を感じ1人で抱え込むも、ペコ相手に思わず弱音を吐きながら泣き崩れてしまう普段は拝めない彼の弱さを垣間見せる。 中盤以降はその責任を果たす為に自ら危険な役目を請け負ったり、圧倒的に不利な敵地へと躊躇いなく向かう勇気を見せる。また、全てが終わった後でクンタック達から宝物を進呈されても「国の再建に役立てて欲しい」と断る等漢気全開の活躍をしてくれる。 今作の彼は裏主人公と言っても過言ではない。 骨川スネ夫 CV:関智一 全編を通してある意味いつも通りの調子で、調子のいいことを言ったかと思えば危険な目に遭いそうになった途端に怖気付いたり消極的になるいつものお坊ちゃん振りを見せる。 しかし、やる時はやる姿勢も健在でオドロンドロの谷の秘密を捨て身で暴いたり、仲間を見捨てずに危険な戦場へ身を投じたりと、なんだかんだで冒険のメンバーとして活躍してくれる。 出木杉英才 CV:萩野志保子 ペコの悪戯によって偶然衛星の写真に映り込んだ謎の石像について相談にやって来たのび太達にヘビースモーカーズフォレストの話を引き合いに出し、該当地域の空撮が困難であることを教えてくれた。これによってのび太達は石像が未発見のものであることを確信し石像を冒険の目的地に決定することとなる。 なお、ここまで親身になって相談に乗ってくれたのに本人は冒険には誘われないという不遇っぷり。 宇宙小戦争では塾の講習というエクスキューズがあるため、そう言う事なのかもしれないが。 ゲストキャラクター ペコ CV:小林ゆう 空き地にいた捨て犬で立っているのもやっとなほどやつれていたが、のび太がソーセージをあげたことで懐いてしまいついてきてしまうも、ママが紛失した鞄を見つけるという手柄を立てた事で飼うことを許されペコと名付けられて野比家で暮らす事になる。 のび太やドラえもんが感心する程上品な立ち振る舞いや知性を持つ一方で衛星のコンソールを弄ってのび太の部屋を写真まみれにする悪戯もするが、これが巨神像の発見のきっかけに繋がる。 冒険に於いてはマスコット的な存在感でのび太達から可愛がられるも、ワニに襲われたのび太を助けるためにワニに立ち向かったり、ヒステリーを起こしたジャイアンに寄り添う等単なるペットではなくれっきとしたのび太達の仲間として冒険へと同行するが… お見事!流石は僕が見込んだ皆さんです! クンタック王子 CV:小林ゆう その正体はのび太達が目指している巨神像が祀られているバウワンコ王国の出身者にしてバウワンコ108世の息子であり次代の王となる存在。 本作の黒幕であるダブランダーの陰謀によって父王を毒殺され、その濡れ衣を着せられた事で反逆者として国を追われしまい、逃亡の最中サベールに見つかり一騎打ちに持ち込まれるが戦いの最中湖へと転落して地下水脈から人間の世界へと流れ着き、様々な経緯を経てのび太の住む練馬区へと辿り着いた。のび太から最初に与えられたことから、魚肉ソーセージが好物になった様子。 上記の気品や知性に加えて剣術にも優れ、国民の気持ちにも寄り添うことのできる王に相応しい資質を持っているが、本人は父やスピアナ姫を守れず、のび太達やバウワンコ1世の予言に縋ることしか出来ない自分に無力感を抱いていたが、のび太の明るさやジャイアンの漢気に触れてダブランダーへと対峙する覚悟を決めていく。 スピアナ姫 CV:夏目三久 クンタックと恋仲にある次代の王妃となるお姫様。原作・旧作から大幅にデザインが変更された。 今作は彼女の事が掘り下げられており、ダブランダーによって王宮に軟禁されながらもクンタックの生存と帰還を信じ続け国民のために昼夜を問わず平和の祈りを捧げる懐の深さとダブランダーに妃になるよう言い寄られようとも決して屈しない芯の強さを持ち合わせており、クンタック同様に彼女も王妃たる器の持ち主であることが描写されている。 ブルスス CV:広瀬正志 バウワンコ108世の代から親衛隊長を務める大柄の男でクンタックからの信頼も厚かったが、ダブランダーが実権を握った後は親衛隊長の任を解かれ投獄されていた。 王国へたどり着いたのび太達によって脱獄に成功し、以降は行動を共にするが巨神像へと向かう道中敵に見つかった一行を逃すために殿を務めた。 チッポ CV:坂本千夏 ダブランダーの命令によって両親が古代兵器の製造員として拉致されてしまい、碌な食事も出来ず空腹のあまりブルテリとバーナードの弁当を盗んでしまい2人に追いかけ回されていたところをクンタックに救出される。 以降は王国を自由に歩き回れない一行の偵察兼脚として手助けを行い、終盤では子供でありながら王国の人々にクンタックが奮闘している事を話し周り人々がダブランダーへ蹶起を起こすきっかけを作った。 ダブランダー CV:飯塚昭三 バウワンコ108世を殺害しクンタックを国から追放した本作の黒幕。 バウワンコ108世が王位についた時期から「古代兵器を蘇らせ外の世界を侵略して世界征服をする」という野心を抱いており、手下のコス博士と共にバウワンコ1世が封印した古代兵器の記録を研究していた。そして、古代兵器の研究に目処がついた段階でバウワンコ108世を毒殺し、状況証拠からクンタックが王の殺人を目論んだように仕向けて国から追放した後に実権を奪い取り圧政を敷いて国民に古代兵器の製造を強要する紛う事なき暴君として君臨している。 コス博士 CV:宮澤正 ダブランダーの腹心の部下の一人。旧作は別人レベルのデザインになっていたが、今作は原作準拠のデザインで登場した。 封印されて久しい古代兵器の開発を一手に担っており、クンタックが失踪してから国に戻るまでの間に実戦に耐えうるレベルにまで古代兵器を復元させる程の優秀な頭脳を誇る。 終盤ではバウワンコ1世の予言を引き合いに出してクンタックの動きを予測し、復元した古代兵器の指揮を取って一行を追い詰める。 サベール隊長 CV:小栗旬 ダブランダー統治下の兵隊達を統率する凄腕の剣士。 石像や大木を一振りで切り裂き、剣の名手であるクンタックですら苦戦を強いられる程の腕前を誇る上に優れた洞察力も備えており、僅かな違和感も見逃さずにすれ違ったチッポの荷車を検閲し、切り裂かれた槍の断面からそれがクンタックの仕業であると一目で見抜いている。 終盤での彼とのび太の決闘は名シーンとなっており、最後まで諦める事なく自身に打ち勝ったのび太に潔く負けを認める彼なりの騎士道精神が垣間見える演出がなされている。 演者はテレビアニメ版で「甘栗旬」という、自身のセルフパロディ的キャラの声でも出演経験がある。 ブルテリ バーナード CV:COWCOW(多田健二(ブルテリ)、山田善し(バーナード)) 常にコンビで行動する下っ端の兵隊。原作・旧作には登場しない本作のオリジナルキャラクター。 演者のネタにちなんで「あたりまえ」が口ぐせ。 なにかと不幸な目にあっており、腹をすかしたチッポに弁当を盗られる、死んだと思われていたクンタックに叩きのめされる、脱獄中のブルススに階段から投げ飛ばされる等登場してから殆ど良いことがなく最終的には皿洗いにまで降格(?)させられていた。 原住民 ジャングルに居を構える現地の人々。 ドラえもんの船が壊れてしまいワニ達に襲われかかっていた所を助け出してくれた上に村にも迎え入れてくれた。 バウワンコを讃える祭りの中で族長からバウワンコ王国への道のりの険しさを教えてもらうも、ジャイアンが軽はずみな言動をした事で神を恐れない者達とみなされ全員の不興を買い、半ば強引な手段で一行を村から追い出した。 本作での用語 ヘビースモーカーズフォレスト タバコ好きの森という意味を持ち中部アフリカの一部に常に厚い雲がかかっていて衛星による空撮が出来ない地帯が存在しており、その雲の真下にバウワンコ王国は存在していた。 そして雲に邪魔されずに空撮が可能なドラえもんの衛星に巨神像が捕捉された事で今回の冒険が始まることとなる。 バウワンコ1世 王国の初代王。 彼が存命していた当時王国は優れた科学技術を有していたが、それに伴う兵器開発によって世界が滅亡に向かうことを憂いた彼は兵器開発の一切を禁じ平和の象徴として巨神像を建立させた。 彼の時代から5000年近く経った今でもその存在感は大きくスピアナ姫は亡き彼に平和の祈りを捧げ、クンタックは彼が残した予言を信じて行動しており、王族の中でも一目置かれた英君であった事が窺える。 巨神像 バウワンコ1世によって建てられた平和の象徴の石像。 王国の市街地から離れたジャングルの奥地の祭壇に建てられており、ある程度距離が離れていても姿が見える程の大きさを誇る。 クンタックはバウワンコ1世が残した 「国乱るる時、10人の外国人来たりて巨神の心を動かさん」 という予言を信じて包囲網を掻い潜りながらこの像の元へと向かうことになる。 巨神像の秘密 その正体は嘗ての科学技術によって作られた自律行動が可能な石像。足元から内部に入れるようになっていて内部には宝物庫や巨神を動かすためのコアが存在している。 とある助っ人のおかげで内部への侵入に成功したジャイアン達の手によってコアが起動し王国を守るべくダブランダーの軍隊を相手に大立ち回りを繰り広げる。 7の7倍の牙の王 村から追い出された一行が最初にたどり着いた広大なサバンナにて出会った象の群れ。族長の言葉に慄きながら進んでいた一向にとっては癒しの存在であり和やかな雰囲気でサバンナを進んでいくことに… …なるわけもなく、牙の王というのは象達ではなくライオンのこと。象達が危険を察知して逃げ出した直後、茂みから群れが現れあっという間に囲まれてしまい絶体絶命のピンチへと陥る。 しかし、突如バウワンコの像の幻影が現れ、手から雷を放ち群れを蹴散らしたことで難を逃れた。 オドロンドロの谷 死霊が渦巻く死の国と呼ばれている場所。 崖は険しい上にとても脆く下るのが困難な上谷底は不気味な唸り声が響き渡り人魂ような光る何かかが漂っているとても不気味な場所なのだが……。 死霊の国の正体 実際は科学的に説明がつく現象ばかりで、唸り声は谷底一帯が火山帯で時折噴出する蒸気が穴だらけの岩を通り抜ける際に笛と同じ原理で唸り声のような音を出させ、光る人魂はブヨのような小さな虫に発光バクテリアが付きスイミーの魚達のように大群で飛んでいたため人魂のように見えたという、タネが分かればなんということのない場所だった。 火を吐く車/空飛ぶ船 バウワンコ1世が封じた記録をダブランダー達が掘り起こし、コス博士の手によって現代に蘇った古代兵器達。 終盤にてコス博士の指揮の元出撃し車の火炎放射と船の空爆でジャングルを焼き尽くし一時はクンタックも敗北を覚悟する程の戦力差を見せつけた。 更に本作ではコス博士が搭乗していた旗艦に「遠吠え砲」と呼ばれる長射程・高威力のエネルギー砲(コス博士曰く、山をも砕く威力)が搭載されており、巨神像を一時的とはいえ機能停止に陥らせている。 リメイク前までの長い間、ファンの間では「木製の戦車や木製のヘリコプター式の船で人間界に侵攻するなんて、もはや笑い話にしかならない」というようなことを言われていたが、本作では上述のように兵器のレベルがリメイク前とは全く別物と言っていいほどに強化されているため、人間界侵攻のための兵器として十分説得力のあるものになっている。 仮にこの兵器(特に遠吠え砲が搭載の空飛ぶ船)が量産されて外の世界の主要施設や市街地に放たれた場合、人類側は甚大な被害を被ることは想像に難くない。 バウワンコ1世が兵器開発を禁じるのも納得の兵装と言えるだろう。 また、巨神像も含めこれらの兵器を数千年以上前に生み出す技術力がありながら平和を保ってきたのは特筆に値するといえる。 ひみつ道具 ひみつ道具一覧 自家用衛星 ドラえもんが魔境を探すために打ち上げた小型の衛星。雲等に遮られることなく撮影ができる高い性能を誇り、南アフリカを何度も往復しながら撮影した結果巨神像を見つけるに至った。 かべがみ犬小屋 壁に貼ることで別の部屋を作り出す事ができる道具。 ママの許しを得てペコを飼うことになったドラえもんがペコの部屋として用意した。更にバウワンコ王国に到着してからはダブランダーの捜査網から隠れるための拠点として利用された。 6面カメラ 撮影した対象を前後上下左右の6方面から撮影出来るカメラ。ペコが見つけた巨神像の写真を詳しく映し出す為に使用された。 どこでもドア お馴染みの移動手段。 冒険の舞台となる南アフリカへと移動する為に使われるが、2度目の冒険の際にドラえもんが空き地側のドアを消さなかったせいで空き地へ不法投棄されたゴミと勘違いした神成さんに解体され使用不可能になった。 解体されたドアの断面や神成さんの様子を見るにノコギリで切られたっぽいのだが、機械じゃないの?とツッコミたくなるのは内緒。 着せ替えカメラ 冒険の道中で水辺を見つけた一行が水遊びをする為の水着に着替える為に使用した。 タケコプター お馴染みの移動手段その2。 最初の冒険の時はジャングルの猛獣達と戦うために使われたが、2度目の冒険の際にジャイアンに没収され空き地に放置することになってしまった。 桃太郎印のきびだんご/スモールライト/ショックガン/スーパー手ぶくろ 猛獣さそいよせマントの力で誘き寄せられた猛獣達を対処する為にドラえもん・のび太・スネ夫・静香の順に使用された。 タケコプター同様2度目の冒険の際はジャイアンに没収され空き地に置いていくことになった。 猛獣さそいよせマント 猛獣達を怒らせヘイトを向ける光を放つマント 冒険の道中が平和だったため危機感を演出する目的で使用。ジャイアンが纏った事でチーター・大蛇・サイ・ゴリラ等が一行に襲いかかって来たものの、上記の道具によって撃退された。 出前電話 どこにでも出前が駆けつけてくれる電話。 冒険の途中で空腹になったみんなの為にドラえもんが出したものの、雰囲気が壊れるからとジャイアンに使用を反対され未使用のまま終わった。 植物改造エキス 出前電話の代替品として使用された道具。 2種類のエキスが登場しており、1のエキスは植物に注入する事でエキスに応じた食べ物の実を実らせ、2のエキスは植物自体の形状を変化させる効果を持ち大木に注入して休憩場所を作るのに使われた。 即席エレベーター 吸盤のついたロープを行き先に取り付ける事で一人乗りのエレベーターとして機能する。 劇中では上記の休憩場所へ登る時とオドロンドロの谷を下る際に使用されたが、谷を下る際に支点にしていた岩が崩れてしまい使い物にならなくなった。 キャンピングハット ドラえもんが冒険開始時から被っていた帽子にスイッチがあり、起動する事でベッド等が備えられている即席のテントとして利用できる。 原住民に追い出され再びジャングルを彷徨うことになった際にドラえもんが本来の機能を解放して一夜を過ごした。 電車ごっこロープ 電車並みの速度で走ることが出来る紐状の道具。 雪山を踏破する際、滑落防止のザイル兼移動手段として利用された。 尚、のび太達からの評判はすこぶる悪かった。 重力ペンキ 重力の流れを変える事が可能で塗られた箇所は地面として歩けるようになる道具。 トラブルにより使用不可になった即席エレベーターの代わりに使用され、谷底へ辿り着いたところでペンキが底をついた。 さかのぼりボート 水流の流れに逆らって進む事ができるボート。 クンタックが自分の正体を明かし、オドロンドロの谷底から王国へ向かう途中道が途切れてしまった際に使用し、地下水脈の流れに逆らって犬の王国へ辿り着いた。 変身ドリンク 飲む事であらゆる物に変身できるドリンク。 ダブランダーの捜査網を欺くためにチッポ以外の全員が飲んで芋に変身し、サベールの検閲を切り抜けた。 通りぬけフープ 恒例の壁抜け手段。 牢獄からブルススを救出する際に牢獄への侵入や脱出のために使用された。 先取り約束機 トランシーバー型の道具で、これに約束を言う事で自分が望む事象を先取りできる。但し、叶えてもらった事象は後日その分だけ約束として果たさなくてはならない。 劇中ではドラえもんがみんなの空腹を満たす目的で使用したが、その後に静香がお風呂に入って体を綺麗にする目的で使用した。 ダブランダーとの決戦に臨む間際、静香の閃きによって後で必ず過去の自分達を助けにいくと約束し未来の自分達に助けを求めた事でひみつ道具を装備したもう1組ののび太達が駆けつけ、ダブランダーの兵隊達にひみつ道具で応戦し現在ののび太達が巨神像へと侵入する手助けをした。 名刀電光丸 刀を検知して自動的に受け止めてくれる刀。 一行を追って巨神像へ入って来たサベールを足止めする為にドラえもんがのび太に託し一進一退の攻防を繰り広げるが、戦いの途中で電池切れを起こしてしまい迎撃機能を失うも最後まで諦めなかったのび太にハプニングが味方し、兜割りを決めてサベールを打破した。 主題歌 オープニング-夢をかなえてドラえもん 作詞・作曲:黒須克彦 / 編曲:大久保薫 / 歌:mao / コーラス:ひまわりキッズ(コロムビア) エンディング-光のシグナル 作詞:せんせい(東京カランコロン) / 作曲:中谷あつこ / 編曲:鈴木雅也 / 歌:Kis-My-Ft2(avex trax) 劇中歌-友達 作詞・作曲:多田慎也 / 編曲:NAOKI-T / 歌:ジャイアン木村昴 余談 わさドラ映画では恒例となりつつあるエンドロール後の予告映像はドラえもんの鈴に星が重なり、赤いマスクを身に付けたドラえもんのシルエットが映し出される演出がなされており、宇宙を背景に2015年春の公開が告知され後に「ドラえもん のび太の宇宙英雄記」であることが正式に発表された。更に「春ドラの次は、夏ドラです。」というキャッチフレーズが流れるとともに「STAND BY ME ドラえもん」の予告映像も公開された。 前作:ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 次作:ドラえもん のび太の宇宙英雄記 項目荒れる時 10人のアニヲタ民現れ 追記・修正を行わん △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 火を履く車や空飛ぶ船は武装が貧弱な上にスピードが出ない上に紙装甲だから。奇襲で一撃与えたらあとは負ける未来しか見えないんよ -- 名無しさん (2022-08-11 23 37 50) 遠吠え砲は確かに強力だけど一隻だけじゃなあ -- 名無しさん (2022-08-11 23 46 42) 遠吠え砲量産できたとしてもあの紙装甲だと更に遠距離からミサイル撃たれて終わるしね -- 名無しさん (2022-08-11 23 50 32) 当時のコロコロコミックの特集についてた四コマ漫画の一つの四コマ目に 「ボクも行きたかったなぁ…」と一人自室で勉強をする出木杉君が描かれている -- 名無しさん (2022-08-12 00 19 44) CV:小栗旬のサベール隊長がめちゃくちゃカッコイイんだよな -- 名無しさん (2022-08-12 07 42 03) コス博士死なないのは子供向けの配慮なのかなと思ってたら、原作でも死なないどころか映画で死んだことに藤子先生マジギレしてたのか -- 名無しさん (2022-08-12 07 49 23) 旧作のリメイクでありながら原作に忠実なのはこっちという不思議なことになっている作品 -- 名無しさん (2022-08-12 12 16 00) Kis-My-Ft2が歌うEDテーマも素敵だと思う -- 名無しさん (2022-08-12 12 27 05) ペコが原作の生意気さを抑えられ旧劇より可愛らしくなったせいで、王国に着いた時の(服を着る文化ってことは王子なのに全裸だったんだなコイツ…)という意識が強くなりました -- 名無しさん (2022-08-12 13 05 33) 基本的にゲストキャラとは湿っぽい分かれ方をしないのび太が涙を流して別れを惜しんでた辺りペコはのび太にとって家族も同然の存在に昇華してたんだろうな… 不覚にもあのラストは少し涙ぐんでしまった -- 名無しさん (2022-08-12 13 54 41) 挿入歌の「友達」が本当にいい歌なんだよね。当時は木村さんの経歴を知らなくて歌を上手くする道具って実在するの?とか馬鹿正直に思ってた -- 名無しさん (2022-08-12 14 49 47) 百歩譲って空飛ぶ船は軍事基地や発電所を攻撃できるからいいとして、火炎放射器しか搭載してない車はどう足掻いても戦車には勝てんよな、下手したら対戦車地雷とか迫撃砲でも詰みかねん -- 名無しさん (2022-08-12 14 59 16) 22世紀の一般ロボットであるドラえもんが所有する自家用衛星で発見されたという事は、22世紀にはすでに人類とバウワンコ王国とで国交が結ばれている可能性が。それだけならまだいいが、人類の歴史を顧みれば…… -- 名無しさん (2022-08-12 15 04 14) 久々にアマプラで本作を見たけど、ダブランダーが小物すぎて草生えた。ここまで小物な劇場版ヴィランって小戦争のギルモアくらいじゃないかな? -- 名無しさん (2022-08-12 15 16 56) 作中街並みや水車とかでバウワンコはこんな国 姫の侍女に名前がついてたり 色々補足していたな -- 名無しさん (2022-08-12 16 40 54) 地球征服が無謀なだけで数千人規模の犠牲者は確実に出るからな 追い出されとはいえ命の恩人である原住民とか最前線だし -- 名無しさん (2022-08-12 16 58 17) アフリカ諸国や原住民の村に奇襲掛けて一時的に制圧して勝鬨を上げて…まあそこで海外に事情が知れて確実に国ごと終わるよね。旧作の項目でも言われてたけどあのタイミングでドラえもん達がやって来たのはバウワンコにとっても幸運だった -- 名無しさん (2022-08-12 19 00 07) 遠吠え砲が量産されてでてきてたらめっちゃやばかったからな。 -- 名無しさん (2022-08-13 09 31 49) 大筋が原作通りで見やすいのは同感。ただ電光丸電池切れからの運で勝利する展開は個人的には微妙だったかな。原作通り普通に電光丸で打ち勝ってくれた方が「あんな強敵にも対抗できるドラえもんの道具すげー!」という気持ちになれたし、電池切れ自体原作では全く明言されてない設定でもあるから… -- 名無しさん (2022-08-13 17 29 12) 全部終わって帰った時に何かを察したママが何も言わずにお帰りって言ってくれるの良いよね -- 名無しさん (2022-08-13 22 16 55) 何気にジャニーズ事務所所属のアイドルが映画ドラえもんの主題歌を担当したは本作が初なんだよね・・・ -- 名無しさん (2022-12-25 22 44 47) 終盤ペコと10人の外国人の活躍に夢中でブルススが映った時に忘れてたってなる。 -- 名無しさん (2023-01-13 19 28 15) タイトルのドラえもんと新の間がくっ付いてるけど直せる? -- 名無しさん (2023-03-09 22 05 07) 所々原作にはないシーンが織り交ぜられてるけど、本筋とは大きく関わらなかったり上手いこと本編の補完を担っているから本当にこれは良リメイクだったと思う -- 名無しさん (2023-04-07 12 54 20) スピアナ姫の棒読みだけがかなり気になった。他のゲスト声優はそこまでじゃなかったので。 -- 名無しさん (2023-08-20 19 18 55) 今作での気に入らない点は、ペコVSサベール隊長が無かったてんと、小栗旬意外のゲスト声優かな。 -- 名無しさん (2023-09-01 02 46 25) 当時ガキだった俺をドラえもんファン ケモナーに導いた罪深き作品 -- 名無しさん (2023-10-11 13 05 43) ドラえもん達がダブランダーに敗北してたら 遠吠え砲「主要都市破壊するで〜」核ミサイル「やり返したるで〜」と言うあまりにも不毛に結果なってたと思うと恐ろしいわ -- 名無しさん (2024-03-05 13 04 28) ↑×3 原作的にはのび太vsサベールが正しいからしゃあない。一応ペコの回想で実現されてはいるし… -- 名無しさん (2024-03-14 13 00 07) 名前 コメント
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